
吉永小百合
云わずと知れた戦後における最高美人女優。
15歳で映画デビュー後現在も邦画界の第一線で活躍。
世の男性たちが持つ女性へのあこがれを全て具現化した永遠の美女。
涼やかな顔立ちに親しみ溢れる笑顔。
清らかで誰にでも優しく健気、素直なイメージの役所を演じて世の男性たちの心を掴んだ。
やや面長な顔立ちであるが、目鼻立ちの比率が良いせいかあまり気にならない。
だが彼女の素顔はそれとは真逆の自分の本能のままに行動する女性である。
今風に云う「肉食系女子」である。
彼女は気に入った男性に対しては積極的にアプローチを掛けていた。
その中の1人「渡哲也」だけは深く真剣な交際へと発展。
一時は結婚引退も辞さずという姿勢を貫こうとしていたが、家族、会社からの圧力
に屈した形で破局となってしまった。
しかしながら渡哲也・渡瀬恒彦兄弟は凄い美人に惚れられるモテモテ兄弟である。
さて容姿についてであるが、
写真家の秋山庄太郎が吉永小百合評として「怪物」の一言を残している。
秋山は彼女の10代から40代において一貫して撮り続けていて、その表情の変化が
ほとんど無い事を理由としている。
肉体的変化は当然あるがそれは加齢によるのもあるが大半は内面的である精神面での
変化が大きく作用される。
生活環境面での変化がそれを決定付けるのだが、それがまったく表情に表れていない
のが秋山をして怪物と評したのだと考える。
個人的には彼女のピークの美しさは30代前半
「皇帝のいない八月」「肉体の門」に出演していた辺りである、と思っている。
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