新約聖書(ルカによる福音書)
終わりの時には、民は民に、国は国に敵対して
立ち上がるであろう。
また、大地震があり、あちこちに疫病や飢饉が起こり、色々恐
ろしい事や天からものすごい前兆があるであろう。
エルサレムが軍隊に包囲されるのを見たならば、その時は
その滅亡が近づいたと悟りなさい。その時ユダヤにいる人々は
山へ逃げよ。市中にいる者は、そこから出て行くがよい。
また、田舎にいる者は市内に入ってはいけない。それは、
聖書にしるされた全ての事が実現する刑罰の日であるからだ。
その日には身重の女と乳飲み子をもつ女とは不幸である。
地上には大きな苦難があり、この民には怒りが臨み、彼らは剣の
刃に倒れ、また捕らえられて諸国へ引き行かれるであろう。
そしてエルサレムは、異邦人の時期が満ちるまで、彼らに踏みに
じられているであろう。
また、日と月と星とに、しるしが現われるであろう。そして、
地上では諸国民が悩み、海と大波との轟きにおじ惑い、人々は
世界に起ころうとする事を思い、恐怖と不安で気絶するであろう。
諸々の天体が揺り動かされるからである。
その時、大いなる力と栄光とをもって、人の子が雲(宇宙船)
に乗って来るのを、人々は見るであろう。
返信する