レース会場で驚異的な走りを見せるスーパーマシン“マッハ号”。
それを操る少年こそ、グランプリレーサーを夢見る青年、三船剛であった。
長男の研一は、天才レーサーと呼ばれながら今は行方不明になっている。
そんな兄を目標として、両親と弟のクリ夫、チンパンジーの三平、メカニックマン
のサブ、ガールフレンドの志村ミチに見守られ、剛は様々なレースに参加していく。
数々のレースや困難な事件に遭遇する剛だったが、それらを克服しながら、
父親の作ったマッハ号を通じて、真のレーサーとして、そして人間としても成長していく。
タツノコプロの第2作目にして初のカラー作品となった意欲作。
本格カーアクションを軸にスリルとサスペンスを織り込んだ作風は、
アメリカでは『Speed Racer』のタイトルで放送され、今なお根強い人気を博している。
主人公・三船剛が操る愛車マッハ号の7つの特殊機能、奇想天外な新兵器や小道具は、当時の
SF漫画やスパイアクション漫画をしのぐパンチ力があり、当時の子どもたちを夢中にさせた。
1997年には、テレビ東京系で同名タイトルのリメイク版アニメも放送された。
初回放送: 1967年(昭和42年)4月2日~1968年(昭和43年)3月31日/フジテレビ系
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