・1988年、絵本『ちびくろサンボ』に抗議、一時絶版。 
 ・カルピス食品のシンボルマークを使用中止に。 
 ・ダッコちゃんマーク、使用中止に。 
 ・過去の出版物で「黒人」が登場する作品を総点検。 
 各出版社に期限付きの手紙を送り善処を求める。 
 その中に「ジャングル大帝」などがあり、手塚プロは「手塚治虫漫画全集」 
 (当時全300巻)を始めとする、1コマでも黒人が描かれている作品を収録した 
 300数十冊の出版を一時停止。 
 ・1990年、黒人をイメージさせるオバケを登場させた 
 『オバケのQ太郎』の「国際オバケ連合」に抗議し、一部回収・絶版させる。 
 『ジャングル黒べえ』も同時期に回収・絶版。 
 ・手塚治虫展での展示品の差し替え。 
 ・1990年、鳥山明『Dr.スランプ』、秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』 
 ゆでたまご『SCRAP三太夫』、佐藤正『燃える!お兄さん』 
 えんどコイチ『ついでにとんちんかん』に抗議、表現を修正させる。   
 1992年、パルコの情報誌『GOMES』に抗議し、回収させる。 
 1993年、絵描き歌の「コックさん」を収録したサンリオの絵本に抗議し、回収。 
 1995年、竹本泉『あんみつ姫』に抗議し、回収。 
 1998年、沖縄県の観光土産の黒人を扱ったキャラクター人形の発売停止。 
 札幌市の児童公園「くろんぼ公園」に抗議し、「おひさま公園」に変更させる。 
 1999年、手塚治虫『手塚治虫の動物王国』に抗議し、出荷停止。 
 2000年、岩波文庫に収録されているアルベルト・シュバイツァーの 
 『水と原生林のはざまで』に「土人」という人種差別的な表現があるとして 
 一時出荷停止に追い込む。   
 ・当該作品のファンや表現の自由を主張する立場の論者などからは非難された。 
 ・漫画などにおける「顔が真っ黒で唇が分厚い」という 
 黒人表現がタブー化され、抗議を恐れる出版社・創作者の自主規制が 
 行き過ぎて作品に黒人そのものを登場させることができなくなった。   
 会長:有田喜美子 
 副会長:有田利二(発足当時、堺市教育委員会職員、及び解放会館舳松歴史資料館勤務) 
 書記兼会計:有田太(発足当時、小学校4年生)
 
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